プールの除湿・除湿機

室内プールにおける除湿

室内プールでは、プール表面からの水分蒸発と高い気温が相まって、室内の相対湿度と絶対湿度が高くなり、非常に蒸し暑くなります。利用者やスタッフにとって不快であるだけでなく、建物管理においても不健康な損傷を与えます。

屋内プールにおいて健康で楽しい環境を提供するためには、最適な湿度を維持して壁の結露や腐食の問題を防ぐことが不可欠です。ガラス表面、金属部品、外壁など、水がより容易に凝縮する「コールドスポット」の周囲では、腐食やカビの形成などのあらゆる問題が発生する可能性があります。

屋内プールの湿度は、相対湿度50 ～ 60%に設定する必要があります。これより低いとプールからの蒸発が促進され、これより高いと壁や表面に結露が生じる可能性があります。

屋内プール除湿の中心はエネルギー管理です。屋内プールの運用コストを削減するには、乾燥中や除湿プロセスで発生した熱を室内の空気やプールの水に回収する必要があります。

通常、屋内プールの快適で実用的な湿度レベルは、相対湿度55%±5%です。

季節に応じて変更することで、運用コストを最小限に抑えることができます。天候が寒くなると、壁や表面に結露が発生しやすくなるので、相対湿度50%に設定するのが理想的です。夏の間はこれを相対湿度60%まで上昇させることができ、結露を回避しながら、エネルギー消費と運用コストを削減できます。
屋内プールに最適なタイプの除湿機は、凝縮除湿機です。
高温で効率的であり、プールの水や部屋自体を加熱することにも使用できます。